ブルーベリーの基礎知識!
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よし!
今日はブルーベリーの基礎知識についてお話します。
ブルーベリー といえば、1種類しかない。
そう思う方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、ぼくはそう思っていました(笑)
だって、スーパーマーケットで売っているブルーベリーって「ブルーベリー」じゃないですか。
いちごなら、「章姫」「とちおとめ」「あまおう」「紅ほっぺ」などなど。
みなさんも 品種名 で、「あまおうが好きー」とか「章姫よりとちおとめの方が好きだな」みたいな会話をすることもありますよね。
なのに、ブルーベリーは、ブルーベリー。
そうなんです、ブルーベリーにも、ちゃんと品種があって、味わいや大きさ、風味も千差万別。
ブルーベリーの種類は、なななんと、200種類 を超えるといわれているのです。
今日は、ブルーベリーの基礎知識を知ってもらい、ブルーベリーを深掘りしましょう!
ブルーベリーってどんな果物?
ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属(Vaccinium)に分類される果実で、北アメリカが原産地です。
アメリカ人にとって、ブルーベリーは古くから親しまれている果実であり、冬でも食べられるように、乾燥果実や加工品をつくる技術が養われてきました。
また、20世紀に入ってようやく、野生のブルーベリーからよい系統を選抜して品種改良を重ねていき、現在の品種を生み出してきたとされています。
そのため、果実の中では歴史が浅く、まだまだ新しい分類に入ります。
熟期 は、品種によって異なりますが、6月~9月というのが一般的です。
詳しくはこちらの記事をチェックしてください。

ブルーベリーの系統は4種類!!!!
ブルーベリーの系統は、大きく分けると4つに分類されます。
※書籍によっては、異なる分類をされているものもありますので悪しからず。
今回は、ブルーベリーの苗木を販売されている会社と同様の区分けで紹介します。
ノーザン・ハイブッシュ系
育種の歴史が最も古く、樹の高さは成樹で2m前後。
果実の品質も良く、日本でも高冷地を中心に多く栽培されています。
酸性土壌を好み、耐暑性も低く、ラビットアイ系よりも場所を選ぶ品種といえます。
収穫時期は、6月上旬から7月下旬。
ラビットアイ系より成熟期が早く、耐寒性が高いのが特徴です。
ぼくが、アメリカ縦断中にワシントン州で食べていた品種は、ノーザン・ハイブッシュ系だったのかもしれません。(知らんがな)
チャンドラー,ブルーレイ,アーリーブルー,オーロラ,リバティ…etc
サザン・ハイブッシュ系
ノーザン・ハイブッシュ系より、温暖な地域でも栽培ができるように改良された系統です。
1970年代に生まれた種類であり、冬が温かい地域でも、休眠から目覚めやすい性質をもっています。
味については、ブルーベリーの系統の中で 最も優れている といわれています。
ここ最近「500円玉サイズの極上ブルーベリー」と称される品種は、だいたいこの系統にあたります。
なんて声も聞こえてきそうですが、こちらの品種 だけ 栽培するのは得策ではありません。
理由としては、
・多収が望めない
・時期が限定的(6月~7月)
観光農園をされる方は、シーズンを極力長くしたいので、これに特化するというより、あくまで目玉商品といった感じで取り扱うのではないでしょうか。
また、樹1本あたりの収量も、ほかの系統より少ないので、これだけを栽培するというのは、オススメできません。
もちろん、サザン・ハイブッシュ系90%という経営者もいらっしゃいますが、それは高冷地であったり、高級志向狙いといった感じです。
結局のところ、考え方は人それぞれなので、なにか良いイメージがあれば特化してやるのも面白いかもしれませんね。
ぼくも、500円玉のブルーベリーに魅了されて、観光農園の時期には合わないにもかかわらず、60本も栽培予定です(笑)※全体の20%
オニール,シャープブルー,エメラルド,ユーリカ,トワイライト…etc
ラビットアイ系
果実が熟す前にウサギの眼のように赤くなるので、このように呼ばれています。
樹の大きさも3m近くなり、樹勢も強く、耐病性、耐暑性、耐乾性にも優れた特徴 を持っています。
また、ハイブッシュ系に比べると、土壌を選ばず、実の多収が期待できるので、暖地では、こちらの系統を栽培される方が多いです。
収穫時期は、7月~9月と品種を選べば長い期間収穫を楽しめます。
ぼくも現在、土耕でラビットアイ系の品種を栽培しているのですが、ほんとに環境に強いのを実感しています。
なんでって、植え付けから1度も水をあげていないのに、健気に成長しているのですもの。
これについては、改めて「養液栽培とど根性栽培の比較」を記事にします。
anyway
書籍を読む中では、観光農園に向くのは、時期的(夏休み期間)な問題と収量、樹勢の点からラビットアイ系の方があっている印象です。
ブライトウェル,ノビリス,オースチン,クレイワー,オンズロー…etc
ハイブリッド系
こちらの系統は、名前の通り掛け合わせたもの。
つまり、ハイブッシュ系×ラビットアイ系を交配した品種になります。
ぼくも今回、数本だけ購入したのですが、熟した実がピンク色とかになるそうです。
他にも、桃やイチゴのような風味の品種もあったり、何か変わったものを求めている方には、マッチする系統ではないでしょうか。
「観光農園の変わり種」的なポジションでしょうか。
500円玉サイズのブルーベリーの上に、2‐3粒ピンクのブルーベリーを乗せて販売されていたら、なかなかオシャンティーですね。
ピンクレモネード,オーゼキブルー…etc
まとめ
いかがだったでしょうか。
一言でブルーベリーといえど、奥が深そうですよね。
ぼくも実際に栽培をしながら、違いの分かる男を目指して成長していきたいと思います。
ブルーベリー博士になった暁には、ブルーベリー農園プロデューサーとして名乗りをあげましょうかね。
anyway
ブルーベリー農園開業に向けて、こちらにアウトプットしていきますので、なにか記事にしてほしい内容とかがあれば、お問い合わせフォームからメッセージいただけると嬉しいです。(お問い合わせ機能がどうやって機能するのかも見てみたいので( ´∀` )
あ、顔文字使うのはアラサーの特徴らしいですね。
ではまた!