BLUEBERRY

ブルーベリーの基礎知識!目指すは違いの分かるブルーベリー博士!!

ブルーベリーの基礎知識!

やればできる子、天気の子!

3日間連続更新です。

3日坊主、達成です。

3日坊主も続ければ習慣です!

よし!

今日はブルーベリーの基礎知識についてお話します。

ブルーベリー といえば、1種類しかない。

そう思う方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、ぼくはそう思っていました(笑)

だって、スーパーマーケットで売っているブルーベリーって「ブルーベリー」じゃないですか。

いちごなら、「章姫」「とちおとめ」「あまおう」「紅ほっぺ」などなど。

みなさんも 品種名 で、「あまおうが好きー」とか「章姫よりとちおとめの方が好きだな」みたいな会話をすることもありますよね。

なのに、ブルーベリーは、ブルーベリー。

そうなんです、ブルーベリーにも、ちゃんと品種があって、味わいや大きさ、風味も千差万別

ブルーベリーの種類は、なななんと、200種類 を超えるといわれているのです。

今日は、ブルーベリーの基礎知識を知ってもらい、ブルーベリーを深掘りしましょう!

ブルーベリーってどんな果物?

ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属(Vaccinium)に分類される果実で、北アメリカが原産地です。

アメリカ人にとって、ブルーベリーは古くから親しまれている果実であり、冬でも食べられるように、乾燥果実や加工品をつくる技術が養われてきました。

また、20世紀に入ってようやく、野生のブルーベリーからよい系統を選抜して品種改良を重ねていき、現在の品種を生み出してきたとされています。

そのため、果実の中では歴史が浅く、まだまだ新しい分類に入ります。

熟期 は、品種によって異なりますが、6月~9月というのが一般的です。

詳しくはこちらの記事をチェックしてください。

ブルーベリーが持つ5つの魅力(消費者・生産者・地球目線)ブルーベリーが持つ5つの魅力(消費者・生産者・地球目線) お久しぶりです。 月1更新もできなかった、どーもぼくです。 すっ...

ブルーベリーの系統は4種類!!!!

ブルーベリーの系統は、大きく分けると4つに分類されます。

※書籍によっては、異なる分類をされているものもありますので悪しからず。

今回は、ブルーベリーの苗木を販売されている会社と同様の区分けで紹介します。

ノーザン・ハイブッシュ系

育種の歴史が最も古く、樹の高さは成樹で2m前後。

果実の品質も良く、日本でも高冷地を中心に多く栽培されています。

酸性土壌を好み、耐暑性も低く、ラビットアイ系よりも場所を選ぶ品種といえます。

収穫時期は、6月上旬から7月下旬。

ラビットアイ系より成熟期が早く、耐寒性が高いのが特徴です。

ぼくが、アメリカ縦断中にワシントン州で食べていた品種は、ノーザン・ハイブッシュ系だったのかもしれません。(知らんがな)

代表品種

チャンドラー,ブルーレイ,アーリーブルー,オーロラ,リバティ…etc

サザン・ハイブッシュ系

ノーザン・ハイブッシュ系より、温暖な地域でも栽培ができるように改良された系統です。

1970年代に生まれた種類であり、冬が温かい地域でも、休眠から目覚めやすい性質をもっています。

味については、ブルーベリーの系統の中で 最も優れている といわれています。

ここ最近「500円玉サイズの極上ブルーベリー」と称される品種は、だいたいこの系統にあたります。

じゃあこの品種だけ作れば良いんじゃないの?

なんて声も聞こえてきそうですが、こちらの品種 だけ 栽培するのは得策ではありません。

理由としては、

・多収が望めない
・時期が限定的(6月~7月)

観光農園をされる方は、シーズンを極力長くしたいので、これに特化するというより、あくまで目玉商品といった感じで取り扱うのではないでしょうか。

また、樹1本あたりの収量も、ほかの系統より少ないので、これだけを栽培するというのは、オススメできません。

もちろん、サザン・ハイブッシュ系90%という経営者もいらっしゃいますが、それは高冷地であったり、高級志向狙いといった感じです。

結局のところ、考え方は人それぞれなので、なにか良いイメージがあれば特化してやるのも面白いかもしれませんね。

ぼくも、500円玉のブルーベリーに魅了されて、観光農園の時期には合わないにもかかわらず、60本も栽培予定です(笑)※全体の20%

代表品種

オニール,シャープブルー,エメラルド,ユーリカ,トワイライト…etc

ラビットアイ系

果実が熟す前にウサギの眼のように赤くなるので、このように呼ばれています。

樹の大きさも3m近くなり、樹勢も強く、耐病性、耐暑性、耐乾性にも優れた特徴 を持っています。

また、ハイブッシュ系に比べると、土壌を選ばず、実の多収が期待できるので、暖地では、こちらの系統を栽培される方が多いです。

収穫時期は、7月~9月と品種を選べば長い期間収穫を楽しめます。

ぼくも現在、土耕でラビットアイ系の品種を栽培しているのですが、ほんとに環境に強いのを実感しています。

なんでって、植え付けから1度も水をあげていないのに、健気に成長しているのですもの。

これについては、改めて「養液栽培とど根性栽培の比較」を記事にします。

anyway

書籍を読む中では、観光農園に向くのは、時期的(夏休み期間)な問題と収量、樹勢の点からラビットアイ系の方があっている印象です。

代表品種

ブライトウェル,ノビリス,オースチン,クレイワー,オンズロー…etc

ハイブリッド系

こちらの系統は、名前の通り掛け合わせたもの。

つまり、ハイブッシュ系×ラビットアイ系を交配した品種になります。

ぼくも今回、数本だけ購入したのですが、熟した実がピンク色とかになるそうです。

他にも、桃やイチゴのような風味の品種もあったり、何か変わったものを求めている方には、マッチする系統ではないでしょうか。

「観光農園の変わり種」的なポジションでしょうか。

500円玉サイズのブルーベリーの上に、2‐3粒ピンクのブルーベリーを乗せて販売されていたら、なかなかオシャンティーですね。

代表品種

ピンクレモネード,オーゼキブルー…etc

まとめ

いかがだったでしょうか。

一言でブルーベリーといえど、奥が深そうですよね。

ぼくも実際に栽培をしながら、違いの分かる男を目指して成長していきたいと思います。

ブルーベリー博士になった暁には、ブルーベリー農園プロデューサーとして名乗りをあげましょうかね。

anyway

ブルーベリー農園開業に向けて、こちらにアウトプットしていきますので、なにか記事にしてほしい内容とかがあれば、お問い合わせフォームからメッセージいただけると嬉しいです。(お問い合わせ機能がどうやって機能するのかも見てみたいので( ´∀` )

あ、顔文字使うのはアラサーの特徴らしいですね。

ではまた!