BLUEBERRY

ブルーベリー農園の事業化

今日も今日とて

おっつんこ!!

連日農作業で夜は頭回ってません。

体も脳みそも疲れ切ってますね。

さてさて、

今日はブルーベリー農園の事業化について

しのごの書き綴っていきたいと思います。

、、、完全に覆面ビリオネアに感化されてますね笑

自分の考えをアウトプットして

ブラッシュアップしていく

大事なことです!!

今日の内容は

これからブルーベリー農園を開業したい人にとって

参考になるかもしれませんので

そんな方はぜひ

チェックイットアウト!!

最強の農起業

こちらの本が出版されたことで

ブルーベリー農園で農業起業する人、したい人は

かなり増えたのではないかと思います。

僕は違います。

と言いたいところですが、

事業をスタートする前に

実際にこの本を読んでいたこともあり、

影響は受けた側の人間であることは

否定できません!笑

本書はとても参考になるところも多く

読んでおいて全く損はないです。

僕も付箋だらけです。

めっちゃ刺激されてんじゃん

ただこの書籍の内容について

全て賛成なわけでないです。

特に 営業日60日で年収2,000万円

これを信じて

ブルーベリー農家を目指した人にとっては

まさに人生を食わせるほど

「こんなはずでは、、、」

感がある結末になるかと思います。

苗木の植え付けまでしちゃえば、

手間暇がかからないという点は賛成です。

ただし、

たった2-3ヶ月くらいの営業で

売り上げがそんなに経つかと問われれば

その人の力量がかなり問われると思います。

そんなこんなで

1,000万円近く資材を投資したものの

(人によっては3,000万円とか)

うまくいっていない新規就農者も

ザラにいます。

また、

ブルーベリーだけで新規就農する場合は、

事業計画的に新規就農者支援に該当せず

実費で経営をスタートせねばなりません。

初期投資額が大きい分、

ここのリスクをどれだけ考えているかが

開業まで漕ぎつけられるか否かのポイントです。

そんな宇部はどうなのかというと

現在700万円ぶち込んでおります。

そんなブルーベリーの利益は

、、、

5万円もいっていないでしょう笑

、、、

地獄絵図ですよね。

そんな僕なりのリスク最小化は、

事前の準備にあります。

なんなら売り上げの5万円は

想定内です。

売り上げが立てられないなら

立てられない準備期間で確保する。

キングコング西野さんが

「お金のことを考えなくても良い状態する」

ってVOICYでお話していたんですよね。

お金の心配や不安があるから

良いアイディアが浮かんでこない

まずその不安を取り除いてからが勝負だ。

みたいな。

それを聞いて僕がとった行動が

・新規就農者支援の事業計画作成

・クラウドファンディングの活用

です。

これらを実行した結果がこんな感じです。

新規就農者支援を受けられる事業計画をつくり

5年間で690万円の国からの援助が採択される。(色々規定はあれどざっくり)

クラウドファンディングで210万円を支援を受ける。(341万円の支援が集まったけど、購入に充てられる金額は210万円前後)

900万円の調達の目処が立っています。

、、、完全に自慢に聞こえますね笑

でもこれは一朝一夕で出来ることではないし

とても大変だったことにははっきり言えます。

もちろん国の補助がなくてもやる気でいたし

クラウドファンディングが失敗しても

やる気でいました。

でも今思えば、

ここがクリアしていなかったら、

お金の不安で頭がいっぱいになり

この一円にもならないブログですら

書き綴る余裕もなかったと思います。

マイナス700万円の借金or現金を減らして

収益が5万円だったら

、、、息できないよ。

不安を消したから

バットをフルスイングできている実感があります。

ブルーベリー農園で起業したら

ボロ儲けできちゃうんじゃね!?って人が

リスクに対して考える

啓蒙になればと思い

今回はオープンマインドに

書き綴っている部分もあるので

ご了承くださいませませ。

でも開業したら儲かるんじゃね!?

「でもさ、

その分経営開始したら、

年収2,000万円なんでしょ?」

って考える方もいるかと思いますのが、

観光農園しかやろうとしていない僕は

おそらく150万円がいいところな気がします。

〜具体的な考え〜

【ブルーベリー農園】

営業期間:7月中旬から8月下旬の7週間

営業日:水曜日、土曜日、日曜日

1週間あたりの来場者:100人

期間中の来場者:700人(大人500人,子供200人)

入園料:大人1,800円 子供1,000円

売り上げ:1,100,000円

【オンライン販売】

売り上げ:4,500円×50(5-6月)3,900円×50(7-8月)=420,000円

めちゃくちゃうまくいって

売り上げ150万円!

っていうのが僕が考える

ブルーベリー農園の収益です。

これから経費が差っ引かられるわけですが

先行投資に1,000万円近くかかり

年間の経費も送料やら肥料代やらなんやらで

少なくとも50-100万円はかかる計算です。

、、、全然採算合わなくね?

って話になるわけです。

もちろん、

収量が増えたり

6次産業等で付加価値のある

商品づくりをしていけば

明るい未来があるかもですが、

今はそんなイメージが正直湧いてないんですね。

じゃあそもそも

「売り上げがどれくらい欲しいのか?」

ここだと思うんですよ。

必要な売上高から逆算して

事業を考えてみると

年間の経費が100万円(修繕積立含む)として

300万円‼︎

ブルーベリーの事業で

300万円の売り上げ!

これが理想ですね。

じゃあ先ほどの頑張って150万円のところから

どうやってあと150万円を捻出するか。

、、、・・・。。。!!!

大変自分本位な考えかもしれませんが

「この取り組みを応援してくれる人が

喜んで支援してくれる仕組みを作ること」

人の好意に対して

足元を見る考えはけしからん!と言われてしまえば

それまでかもしれませんが、

それは応援もしていないし、

ブルーベリー農園に対して

愛着もクソもない人の意見だとも思います。

「鋸南町に自分の居場所がある」

「自分の支援で地方に貢献している実感を持てる」

自分がオーナーになった苗木が

道の駅保田小学校の前にある

KYONAN BASE CAMPに植わっている。

これに価値を見出してくれる人もいてるわけです。

じゃなかったら

クラウドファンディングの苗木のオーナーが

43名もいないって話です。

もちろん

「クラウドファンディングだから」

って人がほとんどかと思います。

それでも、

永続的に自分の苗木があそこにある付加価値を

僕自身が作り上げていけば

自分の楽しみとして継続的に

苗木のオーナーになってくれるかもだし、

新しく苗木のオーナーとして

仲間に加わってくれる人もいるかもだし、

やってみる価値は

十二分にあると思っています。

苗木のオーナーって??

そもそも苗木のオーナーってなに?

って方も多いかと思います。

簡単いってしまえば、

自分の苗木を代わりに管理してもらって

収穫時期に自分の苗木から採れたものを

送ってもらえるサービスって感じです。

ブルーベリーのオーナー制度について調べてみたら

だいたいの相場は年間10,000円〜20,000円

初年度20,000-30,000円みたいな感じです。

内容は、

苗木の所有、ネームプレート、

摘み取り体験やブルーベリーの発送

って感じでしょうか。

、、、まぁまぁ高いっすよね。

やる側はいいかもですが、

支援する立場に立つと

毎年大きなお金が出ていくのは

ちょっと苦しくなっちゃいますよね。。。

自分の場合ならどうか。

例えば宮下さんが

りんごのオーナー制度を募集したらどうでしょう。

、、、年間10,000円なら全然アリだな

うん、ありあり。

15,000円だと

少し気持ちが揺らぐから

やっぱり10,000円払ったら

自分の苗木がそこにあるんだ!ってテンションがちょうどいい気がする。

【宇部の苗木オーナープラン】

さてさてプランが佳境に入ってまいりました。

やはり文字を書くと思考が整理されるのでいいですね。

15,000円だと厳しいと書いたものの

人によっては全然イケる!って人もいるかと思うので

僕の中で10,000円プランと15,000円プラン

各50名として合計100名

売上としては75万円!!

300万円までの残り25万円は

苗木の販売、スムージーでいきましょう!!

ってな感じ。

意外と面白い案かと。

苗木10,000のプランは、

苗木の所有権+摘み取り体験or発送

苗木15,000のプランは、

苗木の所有権+摘み取り体験or発送+ROCK TRIPの原材料+ROCK TRIP2本

ここはもう少し深掘りできそうな感じです。

新しい農業×コミュニティーの形を具現化していきたいと思います。

anyway,

苗木のオーナーの支援者が

気持ちよく支援できるように私目がすることは、

テレビやSNSで紹介されるまで認知度を上げて

支援した人たちが「ここに俺の苗木あるんだよ」

ってマウントを取れるように頑張る!

これじゃないっすかね。

支援する→期待に応える→メディアに特集される→オーナーとして誇らしく思う

この循環ができれば「苗木のオーナー制度」は

お互い気持ちの良い関係を築ける気がします。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今日はいつもに増して

盛大にイキってましたね。

根拠のない自信というやつは

時に凄まじい熱量を与えてくれる一方で

躓くと一瞬でポキっと折れちゃうんですよね。

初心を忘れず

謙虚に謙虚に。

来年のプレオープンをしっかり迎えて

2年後の本オープンには

しっかり収益化の目処が立つ経営をしていきます。

この記事を読んで

参考になった!という方は

是非コメントに残してくだされ!

また

継続の苗木オーナーなりたい!って方も

是非是非メッセージくださいませませ。

ではでは今日はこの辺で。

さよなら、さよなら、さよなら。