BLUEBERRY

ブルーベリー農園で働いて分かった3つのこと

ご無沙汰です。

どーも、ぼくです。

近ごろは、相変わらず倒壊したハウスの撤去作業をしております。

鉄骨ハウスを自分たち(2人)だけで解体するという荒業を身につけましたので、素人でもできる鉄骨ハウスの壊し方 なんて記事を書きたいのですが、安全第三くらいの現場なので控えておきます。

解体作業以外にも、新しいことを始めました。

ブルーベリー農園で実際に働いてみる。

これです。

7月の4連休から鋸南町にあるブルーベリー農園で、週2回(水・土)朝6時から8時までの2時間働かせてもらっています。

そ・こ・で!

気づいたことをサッと記事にしておきますのでお付き合いください。

ブルーベリー農園で働いて分かったこと

・ライフスタイルに合わせた生産体制が学べる

・違いが分かる男になれる

・腸内環境が整う

こんな感じです。

それでは、細かく見ていきましょう。

ライフスタイルに合わせた生産体制が学べる

ブルーベリー農園で働いてみて、最初に感じたことは、無理のない範囲で生産をする。

これです。

ぼくがお邪魔している農園では、旦那さんと奥さんの二人だけでブルーベリーを摘み取り→市場へ出荷しています。

ブルーベリーの本数も160本と、ほかのブルーベリー農家と比較的すれば少ないですが、これが二人にとってのベストな本数だそうです。

奥さんは毎朝1時間だけ摘み取りの手伝いをして、7時5分前のチャイム、キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーンがなったら朝食を作りに退場します。

ぼくが帰った8時に朝食を食べ、道の駅保田小学校が始まる10時までにパック詰めを終わらせて、出荷する。

これがシーズン中の流れだそうです。

生活の一部にブルーベリーの生産があるってなんか素敵だと思いませんか。

真夏のくそ暑い日中にまで、必死になって摘み取りをして、いまがかき入れ時じゃー!!って目が血走ってる姿って、なんか嫌じゃないですか。

ブルーベリーの観光農園をやるにしても、朝6時から10時までにする。なんてやり方も正直いいんじゃないかなと思います。

ぼくの場合は、workawayというサービスを取り入れて、外国人を短期間受入れをしたいと考えています。

というか、これを目標としています。

workawayってなに?

workawayとは、簡単言えば、旅行者を3食+寝泊まりさせてあげるから、うちのしごとを週4-5日間、1日あたり4-5時間手伝いをしてくれってサービスです。

物価の高い国とかだと、1日の生活費をどれだけ安く済ませても5,000円くらいはしてしまうので、このサービスは利用価値が高いです。

日本を旅する外国人も、この国生き吸ってるだけで金がなくなるよ!なんて悲鳴が聞こえてくるのが分かります。

なので、日本で外国人を受け入れるのは結構需要があると思います。

ぼくが海外にいたときは、このサービスを利用して、ニュージーランドのレストランで部屋の掃除をしてほかの旅行者と生活したり、モロッコの砂漠でレンガ造りを強いられたりしました。

ブラジルの奥地に、日本人居住区「弓場農場」というところがあるのですが、ここでの生活はまさにworkawayですね。

世界中を旅する日本人であれば、だれでも一度は耳にする場所で、南米に行かれる方はマストで行ってほしい場所です。

昭和初期の農的暮らしを再現したかのような、住民みんなで生活することを体感できます。

30人規模の家族って感じで、ご飯は自然の恵みを頂くバイキング形式の給食です。

こちらの生活について、また日を改めて書いておきます。

話を戻して、ぼくの理想的な生産体制は、workawayで利用して、6月中旬から8月中旬の2か月間、外国人に2名滞在してもらい、一緒に草刈りをしたり、ブルーベリーピッキングを朝夕手伝ってもらったり、夜は焚火をしながら旅の話を共有したい。

観光農園は、朝6時から10時まで、夕方16時から19時までってのも試しにやってみたい。

旅疲れした外国人の羽休めにもなるし、こっちも人手が欲しいので助かる。

まさにwin × winな関係ってやつですね。

夢が膨らみますね。

そんなライフスタイルに合わせた生産体制が可能なのも、ブルーベリーの魅力の一つだなと再発見できました。

違いが分かる男になれる

なんの違いが分かんだよ!と言いたくなりますよね。

違いが分かる男になれるんですよ、品種の。

ブルーベリーの品種によって、味のノリ、濃さ、皮の薄さ、甘み、種の量、ひと房の量、雨の影響度合い等々、違いがあります。

それなのに、スーパーで見かけるブルーベリーって「ノビリス」「ブライトウェル」「バルトウィン」なんて書いてないじゃないですか。

品種の特性も書いてないし、ただ「ブルーベリー」ですよね

「ラビットアイ系」でも「ハイブッシュ系」でもなく、「ブルーベリー」ですよね。

ブルーベリーの樹を見ながら、摘み取りをすること、バルトウィンの甘さと生産性の高さに驚くし、ノビリスの粒の大きさ(2cm程度)に興奮を覚えます。

※ハイブッシュの実は見たことないけど、500玉サイズなんだって!

摘み取りをしながら、先に述べた品種の特性を確かることができるのは、まさに百聞は一見にしかずってやつです!

ちなみに、ぼくのブルーベリーピッキングのポイントは、3粒食べて7粒ひろう。

おい、まじめにやれよ。とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、ちゃんと理由があるんです。

ハイブッシュ系は、「色づき=食べ頃」の判断となりますが、ラビットアイは、紫に色づいてから10日間ほど経つことで、実が熟され美味しい食べ頃になります。

なので、食べてみて美味しい実であれば、その付近の実を狩る。

まだ熟してなければ吐き捨てる。

なかなか良い考えではないでしょうか。

熟すと茎の部分が赤くなるので、それがサインだという目安もありますが、赤くなってなくても甘いのもあるし、やはり「食べる→確認→収穫する」が1番良いかと思います。

ブルーベリー狩りに行かれる際は、是非品種を確認しながら食べて、違いの分かる人になってください。

腸内環境が整う

ぼく、昔から便秘気味なんですよ。

そんなぼくでも、朝からブルーベリーを摘み取りながらつまみ食いをして、1時間半が経つ頃には、お腹がキュルキュルってしてきます。

それを20-30分ほど我慢をして、トイレに直行するのが流れになっています。

便を確認すると、便の切り替わり、ブルーベリーがどこからかが分かるんですよね。

ブルーベリーが健康に良いとは聞いていましたが、まさか便秘にもいいなんて思ってもいませんでした。

ブルーベリーの効能についても、今度記事にまとめておこうかな。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ブルーベリー農園で実際に働いてみて、やっぱりブルーベリーは素晴らしいなと再確認できました。

収穫が楽しいって最高です。

収穫の姿勢が楽っていうのも、農家にとっては重要なポイントですね。

あ、あと今年の長雨でも、それほど被害がなく収穫ができるってのも魅力の一つといえるでしょう。

路地でやることを検討しているので、自然条件に強い品種を選ぶことも大切ですね。

探せば気づきがたくさん出てきそうなのでこの辺で(笑)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。