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【書評】ユダヤ人の成功哲学「タルムード」16選ー①

おはよーぐると!

今日は大好評、書評シリーズです!!!!

最近読書をする習慣ができつつあり、難しい本に挑戦してみては挫折をする日々を過ごしている、どーも僕です。

そんなわたくしですが、いい本にもちゃっかり出会えているのです。

この本は、250ページ近くあるのにすらすら読みやすかったです。

その本の名は、【ユダヤ人の成功哲学「タルムード」】です!!

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いやーーーこれは学びが多かったというか、素直に人に進めたくなる面白さがあります。

これを読む前にポチっても後悔はないと言って過言ではないでしょう。

子供を育てている方々にも、ぜひ読んでいただきたい内容になっています。

むしろ、お子さんに読み聞かせても良いくらい、小話は分かりやすいです。

本書の概要説明

この本は、成功者が多いと言われているユダヤ人について書かれています。

世界の人口の約0.25%しかいないユダヤ人。

しかし、ノーベル賞受賞者の20%はユダヤ人です。

フォーブスという経済雑誌でも、長者番付の上位には多くのユダヤ人が陣取っています。

それほどユダヤ人というのは、世界的に見ても頭脳が優秀でお金持ち・成功者が多いと言われています。

ではなぜ、そのような結果が出ているのか。

それを紐解くには、ユダヤ人の人生の羅針盤となっている二つの影響が大きくあります。

それが

  1. ヘブライ聖書
  2. タルムード(1冊400ページ、全部で30冊以上からなる書物)

ヘブライ聖書とは、約3000年前に今の形を作り上げたと言われる創世記やレビ記などの書物が元になっています。

一方、1500年前に口伝律法とヘブライ学者が議論し、書き留めた議論集のことをタルムードと言われています。

多くの成功者たちの思考、先見の明やリスク判断には、この「タルムード」によって養われた!と言っても過言ではないことを示す内容となっています。

今回紹介する書籍の中には、タルムードに書かれてい小話が40近く紹介されています。

その中から今回は、僕がお気に入りの小話を5つ!いや10にしましょう。

、、、16個ご紹介させていただきます!!

その前に、、、

そもそもタルムードとは

タルムードとは、世界最古の議論集と言われています。

日常生活の慣習、子育て、日常のいざこざ、恋愛など、あらゆる事柄についてあらゆる議論がこの一冊にまとめられています。

内容自体は、大人向けというわけではありません。

小話が多く、大人が子供に読み聞かせ、「あなたならどうする?」と読み聞かせることも使われるそうです。

このように、人生に起こりうる様々なトラブルを乗り越える力を学べる本 というわけです。

今回紹介する本は、そのタルムードを日本人にも分かりやすくギュッと1冊にまとめてくれた本です。

最高ですね笑

今回は超大作な気がしてなりません!!

ではでは、早速ですが、僕がお気に入りの小話を16選という形でご紹介していきます。

僕のお気に入りの小話 16選

小話を書き出すと、膨大な量になってしまうので、何を学べる話なのかだけ簡潔にまとめていきます。

気になる方は是非、本書をご購入ください。

①魔法のザクロ

本書の中では、3人の兄弟が自分の道具を駆使して重病のお姫様を助ける話が描かれています。

長男は、世界の隅々まで見渡せる不思議なガラスコップ(これで具合の悪いお姫様を見つけた)

次男は、鳥よりも高く、早く飛べる魔法の絨毯(それですぐさま3人でお姫様のところへ駆けつけた)

3男は、不思議なザクロの実(その実を半分お姫様に食べさせて、病気を直した)

この3人の中から、お姫様が結婚相手に相応しい相手を選ぶという話なのですが、みなさんは、この3人から、誰を選ぶと思いますか?

少し整理をして、3人がどんな人物かを分類分けてしてみると、

長男:問題を発見できる人

次男:最速で行動できる人

3男:問題を解決できる人

ということができます。

ただし、お姫様の視点に経つと、別の視点「自分はどんな人に「成功を与えたいと思うのか?」という問いが浮上します。

また、もしあなたが、チャンスや成功を与える立場なら、どんな人に報いたいですか?

、、、、チーーん!

【答え】

タイトルからも分かる通り、ザクロの実を半分食べさせた3男なのです。

理由はですね、一番失ったものがデカかったから です。

長男のコップも、次男の魔法の絨毯も、損傷なく現在も使うことができます。

しかし、ザクロは半分しか残っていません。

つまり、犠牲を払って問題解決をしたか否か。

まさに、「犠牲無くして、成功なし」ということです。

痛みを伴わない結果には、それなりの成果しか得られない。

失ったものの大きさと成功は比例するということです。

これは、ユダヤ人がエジプトで奴隷となっていた頃、モーゼに連れられて脱出する際に全ての財産を捨てて40年もの間、砂漠を彷徨い続けた話にも結びつきます。

その代償を払わなかったら、このユダヤ人の英知は受け継がられなかったことでしょう。

また、もう一つの学びがここに記されています。

それは、捨てるのが先 ということです。

僕らが考える安定=現状維持=持っているものは手放さない

具体的に言えば、

・会社:肩書き、給与

・人間関係:友人、恋人、配偶者

・生活環境:住居、車、土地

・資産:貯金、有価証券、事業

捨てたら、新しいことが入ってくるっていうのは、言葉では「そうかもしれない」と思う一方、実際は難しいですよね。

捨てることで、成功が保証されているのなら捨てます!

って感じではないでしょうか。

ザクロの話に戻します。

3男は、ザクロを半分あげたことで、お姫様と結婚できると考えていたでしょうか?

得るものが見えてきたら捨てるとか、トータルで得をすると判断してから、、、なんて考えた時点で、痛みではなくなります。

つまり、

得られる保証がなくても、自分の信念の基準に従い、犠牲を払えるか否か

これが重要なのです。

3男が「もしザクロの実を食べて、病が治ったら結婚してね」

なんて言っていたら、このような結末は迎えていないって話ですね。

日本では「すぐに儲かる投資話」や「手軽に稼げるサイドビジネス」といった言葉が溢れ、それに騙されてしまう人が大勢います。

この原則に従えば、そんなことはありえないと分かるはずです。

ただし、これは自分の信念に従うことが大前提としてありますね。

誰々から言われたから、周りがやっているからということではなく、自分がどうありたいか、どうしたいかを軸に考えることが大切です。

自分の信念に従い、まずは与えること。

これを意識することで、人生はより素晴らしいものになる。

また、自己犠牲を伴わない利益は、「まぐれ」であり、永続的には続かないことを肝に銘じておきましょう!というお話でした。

②七匹の太った牛と七匹の痩せた牛

③ナポレオンとニシンの話

④金の冠をかぶった雀

⑤正直な仕立て屋

⑥悪魔と助産婦

⑦キツネと葡萄畑

⑧用心し過ぎたアラブの商人

⑨あるラバイの最悪で最良の災難

⑩道に迷ったお姫様

11.FROM DUST TO DUST

12.追い詰められたユダヤ人の奇跡

13.ヘブライの王の助言

14.母鳥と3羽のヒナ

15.鶏の卵の運び方

16.村人の3つの願い

まとめ

いかがだったでしょうか。

このペースで要約すると、自己満の大作となって誰にも読まれない記事になってしまいますね笑

なので今回は、ザクロのお話だけで留めておきます。

日を追って、一つずつ解説していくスタイルに変更します!笑

自分の理解力も深められるし、そっちの方が良さそうですね。

今回この記事を読んで気になった方は、書籍をぜひ買ってみてください。

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僕の解説より、読んだ方が分かりやすいです笑

この本は、継続的に読んでいきたいと思っている一冊なので、是非皆さん読んでみてください。

それではまた!!