BLUEBERRY

道の駅での販売〜攻略法〜

おっつんこ!!

連日農作業

どーも僕です。

ハプニングハプニング

いやーーーー

最近はハプニングハプニングで大変です。

新農場のポットを雀に荒らされて

キラキラ光る紐をやったものの

効果は皆無

いまだに100匹くらい

屯して遊んでいます。

、、、

日本の雀って減ってるんじゃないですか?

鋸南町に移住してるのでしょうか。

、、、

コガネムシの幼虫を食べてくれている

ということにして

良しとするのが一番なのでしょうか。

実害はないものの、

チップとアクアフォームが散乱しているので

できれば来月中には防鳥糸を張るなど

対策を講じたいと思います。

あと白のビニールハウスにネズミも出てね。。。

段ボールに齧られた跡があったから

鼠取りシートを設置したら

すぐさま引っ掛かりました。3匹

久々に顔が引き攣りました

糞が落ちていたりしていないので

早期発見、早期対策って感じでしょうか。

こちらは不幸中の幸い

良かったです。

さてさて、

今回はそんな話はどうでも良く

ここ最近

道の駅に出荷をしていて

思うことがいくつかあるので

こちらにまとめておきたいと思います。

道の駅に出荷する際押さえておくべき3つのポイント

とまとめていきましょう!!

1)一度にたくさん出荷しない

昨日、たくさん取れたので

20パック近く出荷したんですよ!

今まで完売しなかったことがなかったので

お昼に半分売れてたらいいなぁ

みたいな感じでいたら

11時の速報で「1個」の文字

続く13時の速報で「2個」の文字が

、、、チーン

結果は7個売れたものの完敗です。

先週あたりから

ブルーベリーを出荷する古参組も

ちらほら現れて

価格競争が勃発してきたんです。

個人的な感想ですが、

見た目的にもウベリーの方がいい感じだし

実の大きさ、

クオリティーをとっても

一線を画すという意味では

差別化できているかと思います。

しかしですよ、

薄利多売VS値段が高くて品が多いは

少々「分が悪い」感じがしました。

薄利多売に対抗するには

やはり「少量」

である必要があるので、

一気に20個デデン!!と出すのは

「高いのに売れ残りがたくさん」

みたいな印象になるのかなという考察です。

so,

これからは多くてmaximum10個

お昼過ぎに5個まで減っていたら補充

くらいな考えでいいかなと。

幸い大型冷蔵庫もあるので、

冷蔵期間1-2日

出荷販売期間2日間のローテーションでも

いけるかなと感じています。

今まで朝摘みしたやつを出荷していたけど

甘みは太陽をたくさん浴びた後に

実に蓄えられると聞いたし

夕方収穫にして、

一旦冷蔵することで

長期保存効果もあるそうなので

こんな感じでやってみようと思います。

ちなみに今日は6つ出荷したことろ

バッチリ完売できました^^

2)傷物は出さない

当たり前かもしれないけど、

本当のところは

分かっていなかったですね。

大粒だけど、

ちょっと傷がついているのは、

あえて見えるようにして

「購入するなら承知で買ってね」

風にやっていたのですが、

たとえ大粒のブルーベリーでも

「高いのになんで傷がついたやつを選ばなあかんねん!」

という消費者の思いを

勘違いしていた気がします。

心のどこかで

「味は一緒」

の免罪符があったんだと思います。

やはり商品は商品。

傷があっちゃいけないのです。

また、

乾燥していたとしても

なんかの拍子でそこから痛む可能性があるので

自分で食べちゃうか

冷凍保存して加工用に回すようにしましょう。

3)相手と同じ土俵で戦わない

「道の駅」という同じ土俵で戦わない

これもひとつの考えですが、

ここでは

「価格競争」という意味合いで使っています。

鋸南町にもブルーベリーを栽培されている方は

5-6人いるみたいで、

おそらく皆60代以上の高齢者です。

昔から露地栽培をされていて

値段もkg2000円前後で販売しています。

僕が出荷しているブルーベリーは

当初からkg4000-5000円に設定しています。

これは、

従来の栽培方法とは異なり

設備費がすごくかかっていることも

理由のひとつとしてあります。

そもそも摘み取ってパック詰めする作業だけでも

時給換算したらkg2000円というのは

安すぎるかと思います。

じゃあどうしたら選んでもらえるか。

それが肝な気がします。

消費者にとっては

安いことに越したことはないし

高齢の生産者にとっても

年金暮らしの足しになれば

って感覚の人も多いかと思います。

でもさ、

そこのwin winの関係を築いた先に

明るい未来はあるんかいな

って話なんです。

10年、20年であれば良いのかもですが、

この産業を担う若い人たちは

そんな薄利多売の道楽農家を相手にしていたら

生活すらままならず離農するでしょう。

そして半世紀後には

海外から高い食料を買わねばならない

未来があるかもしれません。

安いものが正義

とされた昨今は、

長期にわたるデフレを招きました。

世界で物価・賃金が上昇していく中

日本だけ置いてきぼりになっているのは

「安い日本」が背景にあります。

スーパー話が脱線していますが、

何が言いたいかというと

買う理由を「安いから」

以外の部分に目を向けてもらえるような努力を

これからの農業を担う若手は

意識しないといけないってことです。

消費者が安いものを選択するのは当たり前

僕だって極力安く済ませたいです。

それでもこの人から買いたい!

この人のお店にお金を落としたい!

というものはいくつかあるもんです。

「安いから買う」っていう土俵ではなく

「この人が作っているから買う」って

思ってもらえるように努力する

生産者が努力する

これが大事なんだと思います。

かなりヒートアップしてしまいましたが、

僕がやれることは、

価格を安く見積もるんじゃなくて

この値段でも

買って良かった!

と思ってもらえる努力をする。

これに尽きると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。

まぁまぁ普通なことを

意識高く物申した感がありますね笑

anyway,

道の駅での出荷は

少し武者修行と言いますか

ここでの勝負は基本避けたいです。

安いが正義の世界線で戦うのは

メンタルも消耗してしまいます。

今は傾向を勉強するためにも

戦場に出ている感覚です笑

残り1ヶ月くらいでしょうか。

ガンガン戦場に出向いて

一矢報いてやります!!

ではでは!