HIKING

アメリカ縦断4,265kmの旅日記(31日目)

6時起床。
車が走る音、電車のクラクションを気にせず爆睡。
やはり31マイルは体が疲れたといっているようだ。
歩いてきた山間は濃霧、今日は一段と寒そうだ。
ハイウェイに出てヒッチハイク。
朝一のヒッチハイクは少し難しいように感じる。
ヒッチハイクが成功してガソリンスタンドで降りた途端、雨が降ってきた。
すごいタイミング良いな。
そのまま近くのマックへ。
ネットを繋いで情報収集。
8時まで雨で、それ以降も曇りだそうな。
とりあえず空港に向かってヒッチハイクしながら歩くことに。
すごい霧だ、雨が降っていないだけありがたい。
一台の車が止まり送ってくれた。
さらにフライドチキンをくれるではないか。
朝飯を抜いていたからめちゃくちゃ美味しく感じる。
躊躇なく食べてしまうのも問題あるな、メキシコ以降は気をつけよう。
8時にキャンプサイトのオフィス的な場所に到着。
昨日の夜に来ていたら、
複雑過ぎて見つける事が出来ず途方に暮れていただろう、
カウボーイキャンプして良かった。
入り口でスカート履いたおっさんと話していたら本間さんがいるではないか。
約1カ月ぶり。
とっくに先を歩いていると思っていただけにびっくりだ。
膝が痛くて4日間休んでいるそうな。
シャワー、洗濯をこなしてドリップ式のコーヒーを飲む。
幸せ。
10時、ポストオフィスに送ってやるとおじさんが声をかけてくれた。
慌てて部屋を出る。
てっきり帰りも送ってくれるものだと思いサンダルのまま飛び出したが、
ポストオフィスに着くとすぐどこかへ行ってしまった。
靴で来れば良かったと後悔。
そういえば、ハイカーボックスからサンダルを新調した。
荷物を引き取り帰ろうとしたら、
おっちゃんが近くの人にこいつを送ってくれと言ってオッケーをもらっているではないか。
サンクス、おっちゃん。
オフィスに戻ってからは写真を整理したりだらだら。
緑帽子のバーゲンディーという人が財布をなくす事件があったが、
結局自分のポケットから出てくるというベタな落ちだった。
バーゲンディーが置いていった白い袋をシャーホーと開ける。
中からは玉手箱のようにいろんな食材が出てくるではないか。
一袋に1日分の食料が真空パックでつめられているみたい。
この袋が4つ。
なぜこんなものをハイカーボックスに入れてしまうか不思議でたまらない。
自分で送ったものなのに。
14時、本間さんと散歩がてらスーパーに。
雨に降られ、帰りは本間さんが前に乗せてもらったという人がたまたま通りキャンプサイトまで送ってくれる事に、すごい。
部屋に戻るとアイメーンという少し変わり者の人からビールをもらった。
guthookがテハチャピから2セクションに切り替わるようなので、試しにアプリを購入してみる事にした。
携帯いじいじしているとハイワラー、ナテラもきた。
2日前に一緒にカウボーイキャンプした人達だ。
16時、今度はトレイルエンジェルが鍋を持って登場、シチューだ!
味は薄めだが塩を振れば美味、鶏肉うまー!
本間さんも4日間いてこれは初めてだそうで、
良い日に来たねと言っている。
ビールを飲みながら、シチュー食べてだらだらする。
外は相変わらず寒く山間は雲で覆われている。
洗濯物の乾きは悪いが、実に良い休日である。
体が疲れているからか、18時ですでに眠い。
明日も1日休みにして、いろいろ街を探索しよう。
昨日計画した事はだいたい出来たぞ。
明日はヒートテックとトルティーヤを買いに行こう。
それにしても、本当にハイカーボックスだけで飯がなんとかなっている。
四角さんにメールしたらすぐに返信が来た。
本当に実現できるかどうかは別にして、ニュージーランドに行く楽しみが増えた。
夜ご飯は、西海岸から東海岸まで行くカップルがパスタとサラダを作ってくれた。
ご飯を食べながら「最高の人生の見つけ方」を見る。
字幕がほしい、あれば勉強になるのにな。
やはり良い映画だ。
やりたいことは、やらなきゃという気にさせてくれる映画、最高。
ウィスキーをみんなで飲んだ。
テントを張らず、部屋で寝ようとしていたのに、
チャリンコカップルが居座り全然寝れる気配がない。
こんなことならテント張って寝れば良かった。
明日は朝一にテントを張ります。
誰か知り合い来ないかなー
いつの間にか眠りについていたものの、
ダニがいるせいか痒くて急遽部屋の前でカウボーイキャンプをすることに。
25時、電車の音がめちゃくちゃうるさいが爆睡。
ドゥポンdupont
ケティー
ウェットドッグ