HIKING

アメリカ縦断4,265kmの旅日記(50日目)

5時半起床。
ダウンを着て寝ただけだけど寒くなかった。
朝起きるとすでに雨が降っている。
昨日天気予報をチェックしておいて良かったー。
身支度を整え、ベースキャンプカフェへ。
7時半オープンということで
1時間WiFiを使いながら待つことに。
朝食にモーニングセットを頼んだが、
これで8ドルはちっと高い気がする。
期待していただけに残念。
自炊した方が良かったなぁ、
まぁ終わったことは仕方ない、
次から気をつけよう。
10時に店を出る頃には雨が上がっていた。
帰りにアウトドアショップに寄りながらテントサイトへ。
撤収をして11時から人参片手に歩きながらヒッチハイク。
歩き始めて20分、本間くんが
「今日は天気悪いし、明日の朝にしない?」
ともっともなことを言っている。
僕は諦めず後ろを向きながら親指を立て続ける。
するとすぐに、
一台の車が止まってくれた。
めっちゃ綺麗な車で、
まずヒッチハイクで止まらなそうな車だ。
強く願えば通じるのだ。
リンダという女性、
バーニングに3回出ているそうな。
バーニングは5時間北に行ったところで開かれるみたい。
途中でウィンスクリーン、
ダスティンを拾ってあげる優しさ、
リンダのおかげでマンモスレイクを好きになった。
そして入山料の10ドルも払ってくれた。
自分も海外を旅した時に、
周りの人に優しくしてもらったからと言い。
本当に素敵な人だ、
自分も日本に帰ったら絶対そういう大人になろう。
12時、レッズメドーに到着。
本間くんのカメラはなかったみたいで、
タブレットを買うことを決めたそうだ。
充電もWiFiも使えて十分。
そうこうしていると雨が降ってきた。
しかも段々強くなる。
ダスティンは荷物がここに届いておらず、
マンモスレイクに届いているそうでガックリしている。
しばらくストアのソファに座っていると、
気づかぬうちにうたた寝していた。
めちゃくちゃ腹が減ったけど、我慢。
ちょっと食べたらすぐ1000円しちゃうから考えものだ。
雨が止むのをひたすら待つ。
ただ、今日中にここにこれたのは良かった。
そしてハイカーボックスからイヤホンをゲット、ラッキー!
さらに、ウィンスクリーンとダスティンが、
俺らが払うからお前らも
キャビンに泊まれと誘ってくれた。
最初は遠慮していたが、
雨も止む気配がないし、
明日の朝、
濡れたテントを撤収することを考えれば
断然お言葉に甘えておく方が良い、
泊まることに決定!
ダスティンの荷物も無事に届いた。
彼の食料が半端ないくらい多い、too muchだ。
そしたらこれいらないからあげると言うではないか!
出た、最高の流れ!
本間くんとじゃんけんで勝った方から選ぶ。
日本人は乞食ハイカーばかりなのか。
仕方があるまい。
外は雨は降ってないからテントで寝れたかもしれないが、
久しぶりのベッドで寝れるし食べ物は手に入るし、
昨日とは雲泥の差である。
ロッジでまったり。
本当に今日は良い日だ。
明日からテッドの家まで雨は降らないみたいだし、気合い入れて4日間歩こう。
今日も21時就寝。