HIKING

アメリカ縦断4,265kmの旅日記(57日目)

6時起床。
写真のアップデートの続きをしながら読書。
しんさんの本も日本に送っちゃおう。
朝食を本間くんが作っている、今日もパンケーキだ。
そして念願のホットケーキ11枚に挑戦。
山の中で考えていたことを実現出来る喜び
食べ始めはテンション上がってニヤニヤしていたものの、
最後はお腹いっぱいでめっちゃしんどかった。
テッドにお腹いっぱいだと言ったらそりゃ間違いないなと笑っている。
そして本間くんのスイミング1kmを目標にやるも65m笑
しばらくプールで泳いだり
ホットバスでくつろいだりとまったり過ごす、
眠くなる。
金持ちにでもなったかのような錯覚を起こす。
外のソファーでくつろいでいたらそのまま寝落ち、
11時に目が覚める。
中に行くと、本間くんは明日ここを去ることに決まったそうな。
明後日2人を別々の場所に送るのは負担が大きいとテッドが言う。
十分ワガママを通してもらっているんだから全然良い。
てか俺は明後日の朝までいて良いのか、ラッキ。
テントとグランドシートを水洗いして12時に家を出る。
サブウェイで昼食。
ソノラパスで食べたけど、
サブウェイってめちゃくちゃうまいんだね、
知らなかった。
ロースビーフにトマト、アボカド、レタスとオリーブ、
今日のお昼も食べ過ぎた。
その後はWi-Fiを使うためマックに下ろしてもらう。
16時にミホコさんが仕事が終わるから、
帰りに拾ってくれるみたい。
自分たちの都合の良いようにお願いしてばかり、
テッドもなんでも良いよとサラッと優しく対応してくれる。
本間くんは明日からのバス移動について調べている。
帰りはヨセミテからぐるっと回って
トレイルに戻ってくるらしく、大変そう。
僕はといえばamazonで初の買い物。
日本からのクレジットの引き落としは割り増しになるらしく、
1ドル128円換算だそうな、高過ぎるけどもうどうしようもないよね。
とりあえず200マイル先のsierra cityに送ることに。
レンズキャンプにカメラバックル、ソックスをゲットできる。
後はネックウォーマーとバックパックを買えれば完璧なんだけどなー
本当に1ドル80円の時に来た人たちが羨ましい、
でも2012年にはテッドの家がなかったんだから、
全然良いもんね!
安く済ませたきゃ外で寝れば良いんだし!
16時、ミホコさんが仕事を終えて迎えに来た。
車の中はケンタッキーの良い香りが充満している。
帰ってきてから、
ミホコさんとテッドはプール、
本間くんはソファーで爆睡、
そんな中、僕は初の自作にトライ。
サンフランシスコのおっちゃんにもらった
おしっこ臭かったバンダナを切り、
自分で縫い直しネックゲイターを作成。
想像以上に良い出来栄えだ!
自分で道具を作ったことに喜びを感じる。
その後はお腹を空かせるために
軽くプールに入った後ホットバスへ。
毎日こんな生活が続いたら、
僕はどうなってしまうのでしょうか。
明後日からの現実を受け入れられるのか心配、
心配というかもう気合い入れて突き進むしかないよね。
ケンタッキーを食べて、19時アラスカが舞台のaloneという映画を見る。
トレイルなし、
人もいない、
飛行機でのリスプラス、
本物のバックパッキング。
興味はあるが、これに挑む気力、勇気は僕にはない。
今日の夜食はスイカとアイス。
あなた達は本当によく食べるんですねとミホコさん。
完全に食い意地が張っています。
22時、今日も星を見るために外に出る。
念願の写真もばっちり。
テッドの家と星という素敵な構図。
ただプールの上にあるシートがなければ、
水面に星が映ってもっと良い写真になるんだろうなーと思い立つ。
キッチンにいるテッドに、
「水面に星を映して写真を撮りたいから、明日はシートをめくらないでおいてもらえますか?」と話をすると、
「明日は曇りかもしれない、今やろう」と言ってくれた。
写真を撮っていると、
「家の電気を消してみよう」といろいろ考えてくれる。
ただ結果的には水面に映るのは家の光だけで、
最初の方に撮った写真が1番良かったというオチ、
今日は流れ星も見れたし、
撮った写真にも流れ星が映ってたしで楽しい撮影ができた。
気候も本当に最適。
明日は荷物を日本に送って、
シアトルに送る荷物も荷造りしなきゃだな。