HIKING

アメリカ縦断4265kmの旅日記83日目

1505マイル
5時半起床、結露なし。
なかなかの筋肉痛っぷりだ。
地元で津波に襲われる夢を見た。
6時過ぎに出発。
今日はひたすら下るだけ。
ハイウェイの0.5マイル手前でトレイルマジック!
キウイとストロベリーの炭酸。
嬉しい!味もなかなか。
あと5本ということは誰か飲めないんだな、残念。
ハイウェイに着くと、
一台の車が止まっている。
ジョリーという人が
ドゥルーというハイカーを
シェスタから送迎してきたそうな。
食料も十分あるし、
行くつもりはなかったが
こんなタイミングないだろと
ドゥルーに言われ、
確かにと思いライドオン!
feint ゴートも拾いシェスタへ。
結局ついたものの、
テントサイトは遠いし、
食料も十分あるので
1.5ドルのパンだけ補給して
トレイルに戻ることに。
今日はゆっくりしたいなー
ヒッチハイクするも全然捕まらない。
1時間するとターザンがやってきた。
向こうから来るのに1時間かかったみたい。
スパニッシュ系の人が多い街だから、
気安く乗せないのかもな
ヒッチハイクをしていたら、
25セントを投げつけられた。
こんなの初めてだぞ。
嬉しいんだが悲しいんだか
そして1時間経てども捕まる気配がない。
陽射しがキツくて日傘を差しながらヒッチハイク。
12時、イーダブという人がここはハイウェイじゃないから、
ハイウェイの橋まで乗せてやる、
まぁ数メートルだけど乗りなという。
ハイウェイでヒッチハイクしていると思っていた自分にがっかり、
そりゃどこ行きてーんだよって話だよな。
そんなことを考えていたら、
なんとカステージャまで来てる!
ほとんど変わらないからと言って連れてってくれたみたい、
ほんまサンクス。
ベルデン振りのスキームス、エンドレスに再会。
彼らはこれからシェスタに行くみたいだ。
ケーディ、ダルマバムという
トレイルで見かけたカップルにも再会した。
しばしここで充電しながら涼むことに。
レボとトースト、ストリンガーもきた。
ハイカーボックスを探すと、
ラーメン、ドライフード、
それからおかきを発見!
リスプライが多い場所には
食料が溢れている法則は健在のようだ。
レボも食べ物が多過ぎてハイカーボックスに食料を入れるという、
12-13ドルもするドライフードも入れている、
すかさずもらう。
荷物が一向に減らない、、、
ビールを飲もうとしたが、
0.5ドルのLサイズジュースがあったのでそっちを選択。
先ほど投げつけられた25セントが早くも役に立つとは!
おかきを食べながら、ジュース、
ささやかな贅沢、ありがとう。
てか次の道はまた5000feet上がるそうだ、
もういややわー
日陰で寝ていると一台の車が目の前に止まる。
スタミーだ。
なんとスタミーを乗せてきた人がビールを買ってくれた、
ビックリ、トレイルマジック
昼飯を抜いていたから、
オイルサーディンとマッシュポテトとマヨネーズを混ぜたものに、
ハイカーボックスにあったトルティーヤを巻いて食べる。
うまいけど、食い過ぎて気持ち悪。
なんだか疲れがドッと出てストアの日陰で横になる。
髪の毛といい、髭といい、凄まじいことになってきた。
スタミー、本当に面白くていいやつだな。
17時、結局トレイルに戻ることにした。
街でゆっくりしたいけど、金がかかるのはやっぱりストレスになる。
良いんだ、良いんだ、全部の街で楽しい思い出を作らんでも。
後ろからもう会うことはないと思っていたk2がやってきた。
なんとマウントシェスタに登ったのだとか。
羨ましいようなそうでもないような。
すでにMt.Whitneyには登ってるしまぁいいか。
19時、水場の近くに良さげなテント場を発見。
この先テントサイトもなさそうなので、ここに寝ることにする。
今日もカウボーイキャンプだ。
改めて食料を確認してみると、
軽く8日分、頑張れば10日分はありそう。
少し歩いただけで肩が痛くなる。
最近、北アルプスに登ってた重量をそのまま持ってきた感じで歩いている。
意外といけると考えつつあるも、
やはり荷物は減らすようにしよう。
そのうち身体にガタがくるはず。
今回の補給はパンとジュースで300円もしなかった。
、、、こんな生活しているハイカーはいないだろうな。
カルフォルニアが終わった時くらいは、贅沢してみよう。