LIFE STYLE

【書評】プロセスエコノミーを読んで

おこんにちわ。

最近の炎天下で首回りがヒリヒリやられっちゃってテンションだだ下がり、どーも僕です。

今日は台風が猛烈接近中ということもあり、大人しく読書してました。

晴耕雨読

こういう余裕が新しいアイディアを生み出す

余暇って大事ですよね。

今回読んだ本は、プロセスエコノミー

意識高いですね。

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「プロセスエコノミーって過程を発信することでしょ?そんなこと、言われる前からやってるよ」

そう思っていた僕です。

えーえー、だって音声配信やらインスタやらやってるもん。

だから、どういうことかは分かってるつもりです。

、、、でもなんとなく分かってる つもり なんですよね。

結論から言えば、今回この本を読んですごく良かったです。

「なんとなく理解している」ことと、「言葉にして理解する」ってのは違うんですよね。

今回は、僕の中でこの文章は素敵だなーって部分をメモ書き程度につらつら書き綴っていきたいと思います。

正直、このブログは読みにくいと思うので、興味のある方は是非、書籍を買うなりyoutubeでまとめを見るなりすることをお勧めします笑

プロセスエコノミーとは

世に出回る商品の多くは、より便利に、より安くがモットーとなっています。

言い換えれば、完成形(売り物)で商品の差別化が難しい時代とも言えます。

そのような、モノも人も埋もれる時代で、その商品ができるまでの過程を販売すること「プロセスエコノミー」と称されています。

なぜプロセスエコノミーが大事なのか?

それはできた商品との差別化を図るため。

完成(アウトプット)された商品は、後発組でもコピーができます。

しかし、その過程自体をコピーすることはできないからです。

例えば、より良い洗濯機やクーラーを開発したところで、機能で勝負する以上、中国や東南アジアの後発組にマネをされて同じ機能をより安く提供されてしまう。

これが、値下げ競争の消耗戦につながるわけです。

そこで、後発組に真似ができない、「商品ができるまでの過程」にフォーカスすることが重要とされています。

言い換えれば、その人(その会社)から 購入する意味 が重要なのです。

ここからの学び

これまでの考え方は、完成された商品ができて初めて収益化ができるという話。

僕でいえば、「ブルーベリーを販売して、初めてお金になる」ということ。

実が安定的に採れるまでの2-3年間は無収入。

これがそもそも論。

また、商品化されたとしても、このアウトプットだけでは、すぐに埋もれてしまいます。

すぐに埋もれるということは、他のブルーベリーと比べて安いか否か、甘いかどうかという厳しい土俵、つまり 機能価値 で勝負をしなくてはいけません。

必然的に、薄利多売の消耗戦に乗り込む形となります。

しかし、プロセスエコノミーの考え方を活用すれば、この準備期間がむしろ農園のファンになってもらう大切な時間とも言えます。

プロセスを共有し、例え少数でも熱いファンを作ることは、新しい価値の創造を育み、大きな武器となるわけです。

メモ① オバマ大統領を誕生させた「self us now理論」

「story of self」(自分がここにいる理由)を語り、

「story of us」(私たちがここにいる理由)を聴衆に投げかけ、

「story of now」(今行動を起こすべき理由)を訴える。

オバマ大統領候補の話は、「大きな物語」ではなく、私はこういう人生を歩んできたという「小さな物語」を訴えることで、「他人の物語」を「自分の物語」へと変換させた。

人生のプロセスを共有するうちに、自分の中にあるストーリーが、異なる他者のストーリーとどんどん重なっていく。

「私はこういうふうに生きてきた」

「君は今こういう道を歩んでいるんだね」

「私と君には共通点がある。その共通点をきっかけに連帯しながらみんなで何か起こそうよ」

自分のプロセス(生き様)を開示し共有することで、個の熱狂が集団の熱狂へと広がるのです。

ひとりで100歩進むのではなく、プロセスを共有した仲間100人が一歩ずつ前進することに意味がある。

この言葉がすごく響きました。

僕自身も、この言葉を自分のストーリーに落とし込み、共感してもらえるような事業を創造していきたいと思います。

堀江氏の「ME WE NOW理論」

ME:自分の話をして距離を縮める

WE:共通点を見出して連帯感を作る

NOW:自分のやりたいことを説明する

これも言ってることは大体一緒。

どういう未来を思い描いているのか、ここを共感してもらえることが大事なようです。

メモ② インサイド・アウトの重要性

インサイド・アウトとは、自分の内面から湧き起こる衝動を起点とする考え。

それとは別に、売上や利益、目標といった結果から「勝利への逆算」をする思考様式をアウトサイド・インと表現します。

現代社会では、モノ作りもサービスも、アウトサイド・インの考え方から、インサイド・アウトへと変わってきています。

例えば、「あなたが困っていることを解決する新しい商品を作りました」など、ユーザーが抱くpainを解消するやり方は、大体のものが満たされた世の中ではユーザーの心に刺さりにくくなりました。

そのような成熟された社会では、アウトサイド・イン型の商品よりも、インサイド・アウト、例えば、「私の『好き』をあなたも味わったら、きっと世界に彩りが生まれるよ」というメッセージをユーザーへ訴えることの方が、重要視されます。

生きていく上では必須ではないけれど、より人生を豊かにしてくれるものに人は魅力を感じるようになっていきます。

しかし、自分が見つけた「好き」の完成形をいきなりアウトプットしたところで、周りには理解されず、拒絶されてしまうのが関の山。

自分の「好き」から生まれたものを発信して反応やコメントを参考にしていきながら方向性を磨いていく。

壁打ちのように繰り返すプロセスエコノミーのアプローチでアイディアを育てていくと、商品やサービスをリリースしたとき、一人で試行錯誤しているよりも多くの人に受け入れられやすい形に変化しているはず。

そんな話を著書の中でされています。

現在しているブルーベリー農園の発信は、まさにこのことだと思ったと同時に、もっとクオリティーというかブラッシュアップすることで「好き」の解像度を上げる。

そして、誰にも真似されない「好き」という価値観や偏愛を生み出して、「自分だけのこだわり」を伝える活動をしていくことが重要みたいです。

自分が大事にしたいこと、この農園をOPENさせることで表現したいことをしっかり落とし込んで、具現化していきたいと思います。

もし、この文章を読み、共感してくれている方がいたら、是非是非コメントいただけると嬉しいです。

メモ③メルカリで野菜を売れ

本書の中で、メルカリを活用して特定のファンを作り、農産物を売ることもプロセスエコノミーのやり方だと話しています。

メルカリ=売れ残った粗悪品ってイメージもあるだろうけど、もともと特定のお客さんがついていれば、「この人から買いたい」ってなりますよね。

ついつい値段が安いから買うっていうのがメルカリのいいところだと思いがちだけど、この人から買いたいから買うってなれば、使い勝手・信頼感のあるメルカリで販路を開拓するのも有りですね。

幸いなことに僕は、本を読んではメルカリに再出品するヘビーユーザーなので、メルカリからの信頼度は築けています。

この一年は引き続きメルカリで本を売っていき、来年の夏には、一部の方にメルカリを通じてブルーベリーを買ってもらうような戦略もありかもしれません。

しかし、安売りはしない予定です。

道の駅で1kg/4000円〜5000円としているので、その値段は下げない予定でいます。

おそらく送料込み1kg/5000-6000円。

メルカリだと1kg/1500〜2000円で取引している農家さんもいるみたいですが、その安売りの土俵で戦う気はさらさらございません。

むしろ、戦ってはいけない相手です。

そういう農家さんですら「こんなんじゃ商売上がったり下がったりだよ」なんて不満を言いながら出品しているものかと思います。

だって、1kg摘み取るのに、30分かかるとして、送料・手数料を含めて2000円で収まるわけがないじゃないですか。

安いから買うっていうのが一般的だけど、僕は農業を継続していくためにも、自分の納得できる値段で、理解のある一部の人に購入してもらえればと良いとも思っています。

なので、購入してくれる人は少ないかと思いますが、

それでも、

「宇部のブルーベリーだから買う」

この商品軸ではなく、人間関係を軸とした農業 を意識していくことが大事だと思っています。

だからこそ、その商品ができるまでの過程を発信するプロセスエコノミーがより重要な役割を果たしてくれるのです。

メモ④ 伝えたいメッセージとは

本書の中で、スティーブ・ジョブズ(Apple)やナイキなどの企業理念が紹介されています。

そこでは、何を売るか(what)ではなく、なぜ売るのか(why)の重要性を説いています。

Appleは、その心(why)を鮮烈な言葉で表現しています。

we believe people with passion can change the world for the better
(情熱を持つ人々は、世界をより良く変えられる、と私は信じている。)

Appleは、情熱を持つ人をサポートする。

その心がユーザーに伝わっているから、ここ数年の大したことないアップデートにも関わらず、iphoneを使い続ける人が多いのだと思います。

むしろ、この根っこの部分を大切にすることが、新しい技術をどんどん取り入れた最新作を生み出すことより、大事なのかとさえ思わされます。

僕が伝えたいメッセージとは何か

僕がブルーベリー農園を開業する理由は、家族連れにブルーベリーの摘み取りを楽しんでほしいって気持ちはあれど、それが1番の目的ではないと思う。

ロングトレイルとブルーベリーのつながりを表現したい。

これが一番にくることなのだけど、それってどういうことかをさらに深堀すると、自分の好きを具現化して、「こんな人生の選択肢もあっていいんだ。」って自分ごとに落とし込んでもらえることが、この農園を開業する意義ではないのかなって。

僕自身、人が羨むような人生を送っているとは到底思えませんし、実際羨む人なんてほんのひと握りかと思います。

でも、そのひと握り。

その人たちにとっては、僕のようなダメなりにでも人生の主導権を握って進んでいる姿は、滑稽ではなくて 自分にも何かできるのかも と、行動する勇気を得るきっかけになるかとも思っています。

実りある素敵な人生を共に創造していきましょう

これが僕の伝えたいメッセージのように思います。

その人の人生に、この農園のコンセプトが落とし込まれていく。

大きく言えば、自分らしく生きられる社会づくりへの貢献

ここが重要なポイントのように思えます。

そして、共感してくれた人たちが、鋸南町のことを好きになってくれて、毎年訪れたくなる場所になれたら、僕がこの町に農園を作る意義をとても感じられる気がしています。

これはあくまで結果論ですが、関係人口増加に貢献できる場所 になれたら最高ですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

なんとなく分かっていたことが、より理解を深めることができました。

自分が表現したいことに全力で取り組む。

その姿勢をより解像度を上げてアウトプットしていく。

そんな感じでこれからも頑張っていきたいと思います。

それでは、また!!