LIFE STYLE

ボランティアの捉え方

連続更新です!

みなさんお元気してますか?

最近は夏に向けての準備期間みたいな、よく分からない気候が続いていますね。

暑くなったり、肌寒くなったり忙しないですが、体調管理に気をつけていきましょう。

今日は、そんなこんなで、ボランティア活動についてのお話です。

ボランティアの捉え方

ボランティア活動と聞くと、「被災地ボランティア」「海外支援ボランティア」など一般的にはハードルが高い印象を持たれたりしませんか?

僕は社会人の時、ボランティア活動<自分がやりたいことって感じで、ボランティアなんて生活に余裕があるというか、奇特な人じゃないとできないことって思っていました。

なんなら「自分のやりたいことが分からない人が、趣味的な感覚でやっていること」のような、サイコパスかお前って突っ込みたくなるくらい偏見があったかと思います。

そんな僕でさえ、東日本大震災の時は、自分も支援活動に協力したいという思いは芽生えましたが、結局行動に移していないんですよね。

なんでかというと、おそらく自分が行こうとしている理由は、復旧に協力したい気持ちはもちろんあれど、どこかその現状を目や写真に収めたいって思いが強くて、あくまで主観的というか、2泊3日でいくことが偽善ぽく映ったというか、、、

それ、支援じゃなくてお前の好奇心で行ってない?みたいな、どこか違和感を覚えていた気がします。

会社員時代のわけだから、休日2泊3日でいってもいいわけなのに、結局もっともらしい理由を並べて行動しなかったんですよね。

今思えば、休日に有休をつけて2泊3日でとりあえず行ってみて、どこかのタイミングで1週間休みをとっていくってのが正解だったなぁと思います。

今、個人事業主として農家をやっているわけだけど、本当に繁忙期って休めないんですよ。

自分で時間をコントロールできてる感覚はすごくいいなぁと思う反面、良くも悪くも休みを取る=生活への影響がもろに直結しているので。

でも会社員て休日があるわけじゃないですか。

これって改めていい制度だなぁって思いますね。

前振りが長くなりましたが、そんなサイコパス宇部がどんなことでボランティアへの捉え方が変わったのかお話していきます。

PCTのボランティア

僕の捉え方が変わったのは、パシフィック・クレスト・トレイルを歩いていた時のことになります。

ロングトレイルは、人が歩くから道となり、道があるから人が歩く

そんな場所です。

ただし、それだけで道を維持するなんてできないことは言わずもがな。

PCTを歩いている時、オレンジ色の作業服を着たおっちゃん達が、道を覆いそうな木を切っていたり、ハイカーが歩くのに支障が出ないようメンテナンスをされている光景をみる機会がありました。

歩き始めた当初って、自分が少しすごいことをしている!みたいな錯覚があったのです。

大自然の中、身体とバックパック一つで旅しちゃってる俺、最高!!みたいな

でもそんなの本当に錯角で、道を整備してくれている彼らの存在があるから、僕らは歩くことができるわけで、なんだかそれを感じた瞬間に、「全然かっこよくないじゃん」というか、彼らがすごくかっこよく見えたんですよね。

なんでかって、その作業自体を楽しそうにやっていて、「俺らがきれいにした道を心して歩けよ!enjoy your hike!!」みたいな、すげー粋だなって思ったんです。

ボランティアをされている方々の偉大さと同時に、なんか清々しい人たちだなって印象も受けたんですよね。

これって幸福論的な話になってくるのかもしれないけど、滅私奉公の精神というか、自分のことより周りを幸せにすることが、結局自分を幸せにすることなんだ、みたいな。

自分の人生を生きよう!みたいな風潮もあるし、自分を殺して社畜になるな!みたいな意見はもっともだと思う。

でも、ボランティア活動で得られるメリットってのも十二分にあると思います。

あると思います!

鋸南町でのボランティア活動

帰国してからは、そんな彼らの刺激もあってか、地元で地域振興に携わりたいって気持ちが強くあって、鋸南町役場に30歳で入庁したわけです。

鋸南町では、佐久間ダムっていう桜と水仙の名所があるんだけど、そこの草刈りを6月、11月の2回、3月にテングス病になった枝の処理をボランティア活動を町民の有志が集い行っているんですよ。

僕は地域振興課の配属だったので、もれなく参加なわけです。

周りからは、「役場の職員だから、当たり前」そんな風に捉えられていただろうし、一緒に作業する同僚もそういう考えで、やらされてるって感じの人もいるかと思う。

それでも、年配のおっちゃん達は、ロングトレイルを整備していた人たちと同様に、どこか誇らしげというか、うちらが名所をつくって、観に来る人たちを楽しませてるんだって感じがあるんですよね。

僕はすっかり彼らの志に魅了されて、このボランティア活動は役場の職員を辞めても、マストで参加することとしています。

※メンタリストDaiGoの本にも書いてあった気がするけど、ボランティア活動は年間100時間以内すると、メンタル的に調子良いそうです。

まとめ

ボランティア活動って、結局誰のためって「自分のため」だったりするんですよね。

回り回って、誰かが喜んでくれたらラッキーくらいな感じ。

だから、被災地の支援だって、自分がいきたいと思えば行けばいいし、身近な活動を支援してみて自分もハッピーになれれば参加してみるのもありなわけで。

別に大それたことをする必要もないし、個人的には、自分に負担にならない程度に、身近なところで何か活動するってのがいいのかと思っています。

消防団活動とか、正直めんどくさい極みでもあるけど、これもまぁ火事が起きた時は、本当に大事な組織だからね。

全然関係ないけど、火災発生の放送が鳴ったら、ダッシュで詰所(消防車があるとこ)行って、消防車のサイレン鳴らして運転して、ホース伸ばして消化活動するんだよ!?

これすごくない?一般人だぜ?笑

家が燃えてるの、消すんだぜ、一般人が。

初期消化が誰でも素早く行えるってのは、すごく大事なのです。

そう、田舎はみんながファイヤーマンなのです。

脱線話打ち込みましたが、今日はそんなお話でした。

ではまた!!