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【HARMの法則】人の悩みは4種類に分類できる

みなさん、こんにちは。

いきなりですが、悩み ってつきませんよね。

「常に漠然となにかに悩んでいる」なんて方も多いと思います。

今回は「人の悩みは4種類に分類できる」こちらについて解説していきます。

これは、メンタリストdaigoさんの著書「人を操る禁断の文章術」にも書かれています。

 

ぼくもこの法則を知って、自己分析をよりクリアにすることができました。

先日記事にした「やりたいこと100リスト」「やりたくないこと100リスト」作成時にも大変役立ったので、興味のある方は参考にしてください。

HARMの法則とは

タイトルにもある通り、人の悩みの9割は H A R M の頭文字をとった4つの分類に集約できると考えられています。

  • Health(健康)
  • Ambition(野心)
  • Relation(人間関係)
  • Money(お金)

Health(健康)

健康のこと。

若い頃は、ダイエットや身長・肌荒れなどの容姿にまつわるものが中心でしょう。

20代、30代と年齢を重ねるにつれて、外見の変化、仕事などのストレス、体力の衰えや薄毛、肥満などの問題も抱えるようになり、フィットネスや健康食品等、健康的な体づくりにも関心が高まります。

40代、50代になれば、健康の悩みを中心に考える人が増えてきます。

内科系の病気への心配が増え、がん保険の見直しや医師からの糖質制限など、日常の関心ごとのほとんどがこの分類になっていきます。

60代を超えてくると、 死  というものを間近にとらえるようになり、「終活」の文字が目に入りやすくなります。

Ambition(野心)

将来の夢、願望といった未来への欲望がこれに当てはまります。

まさに、やりたいことリストの「○○がしたい!」というのがこれですね。

10代、20代であれば、進学や就職活動、将来なりたい職業

社会人であれば、出世や転職、仕事を辞めて何かに挑戦することなどがこれに該当するでしょう。

さらに年齢が重ねていけば、退職後の人生で何をしたいかを考えることもこれに当たります。

僕の場合でいえば、「ブルーベリー農園を開業する」これがいま一番のAmbitionでしょうか。

Relation(人間関係)

続いて、Relation(人間関係)です。

職場での人間関係、友人、恋人、結婚や家族の悩みがここに該当します。

学校であれば友達との関係、職場であれば上司や部下との関係が多くの人の悩みかと思います。

結婚していれば、結婚相手だけでなく相手方の家族との関係なども出てきますよね。

「結婚」と一括りにいっても、これも年代別で捉え方は異なります。

まだ結婚へのリアリティがない10代には「悩みではなく、理想や憧れ」であり、婚活への焦りも出始める30代には、「趣味などの共通点や価値観が近いこと」を大切にされる方もいるかと思います。

また、結婚したとしても、30代、40代には価値観の違いなど「この人で本当に良かったのか?」「家庭に居場所がない」なんて結婚生活に対する悩みや不安へとシフトしてくのではないでしょうか。

60代前後での「熟年離婚」もこれらの悩みからくるものでしょう。

Money(お金)

さいごに、Money(お金)です。

若い頃のお金の悩みはシンプルです。

10代の頃は、「遊びに使うお金」

お小遣いやお年玉、アルバイトで貯めたお金で何を買おうかくらいしか考えないでしょう。

20代になったとしても、自分のために使えるお金ができて、使い道の余暇を中心に考えるくらいです。(人によっては、ギャンブルなどによる借金もありますが)

これが30代になってくると、キャリアアップのために自己投資、仕事での付き合い、後輩の面倒をみたり等々、支出が増えていきます。

また、結婚資金、不動産購入による住宅ローン、子供の教育資金など、より大きな額についての悩みが増え、50代になる頃には、老後の資金なども視野に入ってきます。

より良い暮らしを求める資本主義社会だからこその悩みかも知れませんね。

悩みを見抜き、解決する

ここまでの内容で、悩みは自分だけの特別なものではないということに気づかれた方もいるでしょう。

メンタリストDaigoさんの著書では、相手の悩みをこの4つ項目×各年齢層に合わせて、悩みを見抜き、解決策を提示し、狙い通りの文章で読者を誘導するといった内容が書かれています。

自分の悩みを知ることから始めましょう

まず、一つ一つの悩みを洗い出し、その悩みに関する知識を身につけましょう。

漠然とした悩みを明確にすると、思考がクリアになります。

そして、具体的な解決策の仮説を立て、検証し、実行していく。

これが大切だと本書にも書かれています。

悩みを等身大レベルに落とし込む

不安や悩みがあった時、人に相談したり、本を読んだりしてアドバイスや知識を求めたりするかと思います。

ぼくも、誰かが不安をあおることにアンテナを張り「30代はそんなに貯金がないといけないのか」とか「結婚は20代までにしておくべきなのか」など、他人の椅子に座り、物事を考え、漠然とした不安を抱いていました。

しかし、いろいろな著書を読んでいくうちに、HARMの法則というものを知り、不安とは自分自身がどの様に理解するかに掛かってくるかと私は考えるようになりました。

自分にとっての不安材料を把握して、解決策を立て、実行していく

理解の仕方は人それぞれですが、悩みは等身大レベルに落とし込むようにしていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、悩みを理解するHARMの法則について紹介させていただきました。

皆さんの抱えている悩みも、この4つの項目に該当するのではないでしょうか。

悩みに対して考える時、まずそれがどの様な悩みかを理解し、漠然とした状態から

抜け出すことが最初の一歩です。

また、今回活用したHARMの法則を活用して、やりたいことリスト・やりたくないことリストの作成をすることをおすすめします。

自己理解を深めることで、無駄な判断をするエネルギーを節約して、より生産性の高い生活を送りましょう。

今回の記事があなたの参考となり、悩みの解決へと繋がれば幸いです。