HIKING

アメリカ縦断4265kmの旅日記132日目

雨音が終始うるさく全然寝れず、6時起床。
こんな雨が降り続く中歩きたくないなー
ニャセーニョにもう一泊しないか聞いてみよう。
ただ天気予報が土曜日までずっと雨マークになっている。
、、、これがワシントンの天気なのか。
でも後4-5日の辛抱だと思えばなんとかいけるか。
朝食を昨日の残り物と山ほど置いてあるベーグルで済ませる。
8時半、ニャセーニョにもう一泊しようと提案するも即却下される。
もう行くっきゃないJapanだ。
10時、雨の中ヒッチハイクを開始。
うちら以外の人はトレイルエンジェルがスカイコミッシュまで送っていった、なんてこった。
2時間ヒッチハイクするも捕まらないので家に戻り
昨日のスパゲッティを食べて、11時半またヒッチハイクに戻る。
するとニャセーニョがいない、ヒッチハイクに成功してすでに行ってしまったようだ、なんてこった
ヒッチハイク開始して15分、車が止まってくれた。
スカイコミッシュで降ろしてもらい12時半、ようやく荷物を受け取る事が出来た。
ヒッチハイクに戻ろうとすると、ポストオフィスの真向かいの家から手招きしているアジア人がいる
Jonathan、ジェニーというカップル。
ワイルドを見てPCTを歩く事を決めてシアトルに住んだ後ロスに引っ越すそうだ。
ここはたまたま友達から2-3日借りているだけだそうだ。
サンドイッチを頂きながらジェニーの質問をこれでもかというほどくらう。
中国人も可愛いな。
14時、ジョナサンが東へ1時間の街まで乗せて行ってくれるという。
スティーブンパスを越えると急に晴れてきた。
やはり山を越えるか超えないかで天気は雲泥の差。
シェラーンでニャセーニョに会えるといいな。
この街はドイツ人が住み着き栄えた街だそう。
ビールを飲みたいところだが、そんな余裕はない、今日中にシェーランだ。
15時30分、一台の車が止まる。
ウェアリー、リサというカップル。
しかもwenatcheeに行って買い物した後、chelanに行くという。
君が待つなら乗せていくよと言うありがたい言葉をもらい即お願い
こんな異邦人を乗せてくれて、感謝しかない。
ここら辺の山火事は2前に起きて10件の家が全焼したそうだ。
今年は3人の消防隊がワシントンの大規模山火事で死んでいるという。
もし何年か後にスティーブンパス以降を歩く日が来たら、彼らのことを考えずにはいられないだろう。
てかシェラーンまでってシアトルに行くくらい遠いのか、
1日で終わってラッキーだな。
17時半にシェーランに到着。
ポストオフィスの前に出ると前からニャセーニョ!!
バスを使ってちょうど今到着したようだ。
向こうをこっちに気づくなり嬉しそう。
クリフハンガーとも合流してハンバーガーを食べに。
最後の外食、こんなもんに2000円以上払ってるのかと思うとばかばかしい。
セーフウェイでビールを購入してワナバスと3人で港に向かう。
21時、港近くにテント場があったのでそこでカウボーイキャンプ。
ピザポテトとバドワイザーで乾杯!
最高!!ぼくにとってはこれがベスト!!