おはようございます。
これからは、毎週月曜日の朝7時に定期更新をしていきます。
読者0のブログを徒然なるままに書き綴っていく所存であります。
だれのため?
自分と次世代を担うFARMERのためです。
定期的に覗きに来てください。
よろしくお願いします。
養液栽培にドサトロン(移動式タイプ)を選んだ理由
養液栽培をするのに、機材をどこから購入するのか、非常に重要なポイントです。
ブルーベリー農園開業=コンサル(業者)と二人三脚
こんなイメージが強いというか、実際そういう感じです。
ブルーベリー農園を開業するにあたり、むしろ業者から資材だけ購入して、コンサルを受けないと、厳しい点が勃発してきます。
こういう場合は、こうしましょう。
この時期は、この作業が必要です。
こういう栽培指導なり、筋道を通してくれる人は、大変重要です。
土耕であれば、圃場を整地して、土を作り苗を植えて放置。
みたいなやり方もできるのですが、養液栽培となるといろいろシステムが云云かんぬんと専門的な要素が必要なわけです。(ただそのややこしい部分をコンサルに丸投げすれば、農業初心者でも先端農家の仲間入りって感じの雰囲気)
しかし、資金難のぼくが、コンサルに言われるがまま舟をこげば、軌道に乗る前に沈没することは間違いないでしょう。
養液栽培に必要な資材はコンサル業者から買う

ブルーベリー栽培の資材と言えば、オーシャン貿易という会社が非常に有名です。
こちらでは、ブルーベリーの苗木、栽培から販売にかかる資材のすべてをモーラしているといっても過言ではないほど、大きな存在です。
ブルーベリーは、苗木の大関ナーセリー、資材のオーシャン貿易といっても過言ではありません。
ブルーベリー農園開業に向けた段取りも、こちらの業者と二人三脚で行えば、2-3年後にはほぼ確実に開業までの道のりを歩めます。
ただし、こちらの養液システムを使わないということは、ほかの資材を購入したとしても面倒は見てくれないということです。
養液システムを購入=開業までの面倒見ますって感じ。
ただし、その金額はかなりのものかと。
仮に、養液システムを購入せずコンサルだけお願いする場合でも、料金は〇十万円。
メール、電話でのやりとりで〇十万円という見積を見てびつくりしました。
とりあえず、ぼくは、こちらの会社からは、ポット、アクアフォーム、液肥等を購入する予定なのですが、送料がな な なんと
13万円!!
見間違えではないでしょうか。
心臓がきゅーーーってなるよ、ほんと。
送料ですよ。
なに、送料13万円て。
送料無料 がスタンダードの時代にさ。
一瞬、詐欺かなとも思いましたが、よくよく考えれば、京都から千葉の先まで、チャーター便でくると思えばそれくらいになってしまうかもしれない。
だって、アクアフォームってめちゃくちゃかさばるからネ。
写真がないからあれだけど、めっちゃでかいの。
空気運んでるみたいな感じ。
特注の羽毛布団を200セット京都から運んでくださいって言ってるようなものなのでしょう。
そう思って潔くこのお金は納めます。
でないとスタートすら切れないからね(怒悲)
ほかの選択肢

オーシャン貿易から購入しなくても、コンサルはいたるところにいらっしゃいます。
関西・東海地方を中心に、全国的に活動されている安馬さんという方は、ロケット栽培?的なやり方を推奨していて、こちらでも栽培に必要な資材から栽培指導等、コンサルを受けながら開業に向けて準備をすることが出来ます。
また、ブルーベリー農園ブーム(開業側)の火付け役である、「ブルーベリーファームおかざき」さんも、経営戦略なども含めて全国に生徒を持ちゴリゴリにコンサル業に精通されています。
ぼくも、ネット配信の授業を受けようとしたものの、値段がべらぼうに高くて、栽培を始める前に金欠になる危険性があったので止めておきました。
一方、昔ながらの土耕栽培されている農家さんは、ブルーベリーはお金をかけてしまうと採算が合わない派 の意見が多数。
養液栽培派は、初期投資がかかるけど、収益は良い。
土耕栽培は、お金はかからないけど、収益はそれほどない。
ぼくにはこの思考の違いがなぜ生まれるのか、今のところピンと来ていません。
そんなぼくは、どっちつかず、二刀流で当面活動します。
ブルーベリー業界の大谷翔平
もとい
宮本武蔵 である。
ドサトロンを選んだ理由

そんな状況下で、ぼくはブルーベリーコンサルを受けず、若干筋道が見えていない独自路線でいくことにしました。
養液栽培のシステムの中で、ぼくが選んだのはサンホープさんのドサトロン。
ここでは、ぼくがそのドサトロンを選んだ理由をお話します。
・現在使っている
・電気不使用(水圧だけで動く)
・価格が圧倒的安い
・併用できる
ざっくりこんな感じ。
1つずつみていきましょう!
現在使っている
いま現在、苗生産をするにあたり、養液システムを使っています。
それがサンホープさんのドサトロン。
最初は、そのままその機材を使えると思っていたものの、液肥の種類が違うから、新規購入をしないといけないみたいです。
しかし、すでに付き合いがある業者から買う方が安心感もあるし、困ったときに相談しやすいのは当然ですよね。
また、ブルーベリー栽培に適していないと判断した場合でも、本業の方で使っているのでスペアができるだけ。ゴミになりません。
電気不使用(水圧だけで動く)
農業ハウス等、電気が通っていない場所でも、水圧だけで動く代物です。
電気がないと動かないものは、それだけ費用も上乗せされます。
このメリットもかなり大きいです。
価格が圧倒的安い
2-3社養液システムの見積合わせをしました。
サンホープさんは、潅水チューブ等の設備も含めて30-40万円くらいでできるみたいです。
他の業者だと、もっとする印象です。
電機システムをつわないことで、価格も据え置きになっているのも大きいですね。
併用ができる
来年から、夏の2-3カ月だけ、カスミソウの苗を栽培する予定です。
それに伴い、ドサトロンが必要になるのですが、移動式用のタイプを購入することで、通年利用でブルーベリー、夏の時期だけカスミソウと併用って使い方ができるとみたわけです。
実際、ホースを外す手間や、キャリーで圃場を移動する面倒さはあります。
それでも、育苗期間だけトライアル という形で導入して、やっぱり面倒だって思えば農園に移動するタイミングで固定式に替えるなり、追加でもう一台購入すれば良いかと。
だから、とりあえず生!
って感覚で、
とりあえず ドサトロンの移動式タイプ
を購入しようかと思います。
ドサトロン専用キャリー
|
ドサトロンDR06GL
|
ついでに、業者のホームページに見やすい記事があったので貼っておきます。
ドサトロン移動式のメリット(おまけ)

・複数の苗場を液肥管理したい。
・シーズンによって、使う場所を変えたい。
・費用を抑えたい。
これらに該当する場合は、移動式を選ぶのも得策です。
お金に余裕のある方は、移動が面倒なので据え置きを各圃場1台付けちゃうもありです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
こんな 記事どこに需要があるのでしょうか。
養液栽培をしたいけど、コンサルを頼らないといけないのか
とお悩みの未来の ブルーベリーfarmer だけではないでしょうか。
この課題の結論は簡単です。
ぼくの2-3年後を見ていてください。
ズッコケて開園できていなければ、コンサルに〇十万円払ってでも全面的にバックアップしてもらうべきです。
ぼくがそれなりブルーベリーを育てて、開業に漕ぎつけていれば、こちらのブログがものすごく役に立つでしょう。
二番煎じは悪いことばかりではなく、先駆者の悪い例を見習い、新しいものを取り入れていくメリットもあります。
ぼくも先駆者が撒いた「ブルーベリー農園養液栽培の道」を限りなく手探りで、自分のエッセンスをまじえながら邁進していきます。
それでは、また月曜日に。